分割キーボードは初めてだが Keychron Orca echo を買った。届くのは11月下旬
Keychron と GIZMART が共同開発した左右分割キーボード「Keychron Orca echo」を支援した。 白・タクタイル軸の構成で、届くのは2026年11月下旬の予定。
実機はまだ手元にない。 この記事は使用感の評価ではなく、何を見て買うと決めたかの記録として書く。 届いてからの話は、この記事に追記するか別の記事にする。
何を買ったか
公式のクラウドファンディングページに記載されている仕様は次のとおり。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 構成 | 完全無線の左右分割、49キー、US配列に近い独自配列 |
| ポインティング | 右手親指に19mmトラックボール、左手親指にホイール、左右にスクロールパッド |
| 接続 | 有線(Y字USB Type-C)/Bluetooth 3台/2.4GHz。右が親機 |
| スイッチ | Keychron Apex POM ロープロファイル(Ninja=リニア / Samurai=タクタイル)、ホットスワップ対応 |
| バッテリー | 左右ユニットに650mAhずつ |
| その他 | 2段階テンティングスタンド内蔵、底面マグネットで左右が合体、バックライトなし |
| 価格 | 支援コース 22,908円〜27,126円(税込) |
| 配送 | 2026年11月下旬予定 |
支援総額は6億2,447万円で、目標金額に対して624,470%に達している。
キーの割り当ては Web アプリ「Keychron Launcher」で変更できるとされている。 VIA や QMK に対応するかどうかは、公式には明示されていない。
なぜこれにしたか
決め手は3つで、順番に重みが違う。
コンパクトであること。 49キーはテンキーどころかファンクション行も独立して持たない。 数字と記号はレイヤー切り替えで入力する。省スペースと引き換えに、覚えることが増える構成になっている。
左右分離であること。 分割キーボードを使うのは初めてで、 肩の開き方が変わるという評判を確かめたいという動機のほうが大きい。
必要な機能が1台にまとまっていること。 これが実質的に一番効いた。 トラックボール・ホイール・スクロールパッドがキーボード側に入っているので、 手を動かす範囲がキーボードの上だけで完結する見込みがある。
何を置き換えることになるか
現在は HHKB Professional BT と、ロジクールの静音ワイヤレストラックボールを並べて使っている。 HHKB については8年使った話を別に書いた。
Orca echo はこの2台を1台にまとめる買い物になる。 HHKB の記事で「次に選ぶなら有線にも挿せるもの」と書いたが、 Orca echo は有線・2.4GHz・Bluetooth の3系統に対応している。この条件は満たしている。
ただし公式の FAQ によれば、左ユニットは単体では無線動作せず、有線でPCに繋いだときのみ独立して機能する。 右が親機で、左は右と無線で通信する構成になっている。
心配していること
買う前の時点で懸念は2つある。どちらも解消していない。
慣れるまでにかかる時間
49キーでレイヤーを使う配列は、これまで使ってきた HHKB とも一般的な配列とも違う。 分割そのものも初めてなので、慣れるまでの期間は読めない。
開発元の媒体が公開している実機のファーストインプレッションでも、 最初は慣れないこと、特定のキーの入力に戸惑うことが率直に書かれている (ギズモード・ジャパン)。 作った側の媒体がそう書いているという事実は、そのまま受け取っておくのが妥当だと考えている。
日常的に仕事で使うキーボードなので、慣れない期間はそのまま作業速度に効く。 届いてすぐ本番の環境に持ち込むのは避けて、切り替えの手順を決めておくつもりでいる。
Windows と macOS の使い分け
Windows と macOS を行き来する場面があるため、修飾キーの扱いが実際どうなるかが読めていない。
公式には Windows / macOS / iOS / Android への対応が記載されている。 Bluetooth は3台まで登録できるので、接続先の切り替え自体は問題にならないはずだ。 ただし OS ごとに修飾キーの配置を自動で入れ替える仕組みがあるかどうかは、公式の記載からは確認できなかった。 Keychron Launcher でレイヤーを分けて対応する形になる可能性がある。ここは届いてから確かめる。
届いたら確認すること
買う前の予想がどれだけ当たっていたかを残したいので、確認する項目を先に書いておく。
- 分割にしたことで肩や手首の位置が実際に変わるか。変わるとして何日かかるか
- 数字と記号のレイヤー入力が、実務のタイピング速度をどれだけ落とすか。落ちたまま戻らないか
- 右手親指のトラックボールが、これまでのトラックボールマウスの代わりになるか
- Windows と macOS の切り替えを、Keychron Launcher でどこまで吸収できるか
- 左右それぞれ650mAhのバッテリーが、実際に何日もつか
- テンティング2段階のうち、どちらを常用することになるか
- バックライトが無いことが、暗い場所で問題になるか
この記事の時点では、どれも答えを持っていない。 11月下旬に届いたら、上の項目に沿って書き足す。
出典: Keychron