公共USBでは通信遮断、普段はデータ通信。切り替えて使えるUSB-Cケーブルを発売
空港や駅で充電したいとき、公共のUSBポートを使うのはデータの抜き取りが怖くて躊躇します。充電専用ケーブルを別に持ち歩けば安全ですが、普段使いのケーブルと2本持つのは荷物が増える。そこをどう折り合いをつけるかという話です。
発表の内容
サンワサプライが、付属アダプタの着脱でデータ通信の遮断と許可を切り替えられるUSB-Cケーブル「500-USB109」を発売しました。発売は9月5日で、希望小売価格は発表されていません。サンワダイレクトでの販売価格は税込1,380円です。
スペック
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ケーブル長 | 1m |
| データ通信速度 | 最大480Mbps(USB 2.0相当) |
| 最大出力 | 100W(20V/5A、USB PD対応) |
| 付属品 | データ通信遮断アダプタ |
| 重量 | 約28g(アダプタ含む) |
仕組みと切り替え方
ケーブルの途中に、小さなアダプタを差し込める構造になっています。このアダプタを装着するとデータ通信の端子がカットされて、充電専用のケーブルとして動作します。アダプタを外せば普通のUSB-Cケーブルに戻るという仕組みです。
プレスリリースの写真を見ると、アダプタはケーブルに挿したまま持ち歩けるようになっています。外したアダプタの置き場所に困らない配慮だと思います。
自分の持ち歩き環境だとどう見るか
出先で充電する機会は多いので、公共USBでの安全性という切り口には引っかかります。ただ、自分の場合は空港や駅でもコンセントを探して、自前の充電器を使うことがほとんどです。USBポートに挿すのは、本当に選択肢がないときだけ。
そうなると、このケーブルは「たまにしか使わない機能のために、普段からアダプタを付けたまま持ち歩く」ことになります。28gは軽いとはいえ、ケーブル全体がその分だけ太くなるのは取り回しに影響しそうです。
もうひとつ、データ通信が480Mbpsというのも気になります。USB 2.0相当なので、普段使いで外付けSSDをつなぐには遅すぎます。自分はこれから外付けSSDを導入する予定なので、そこで使えないのは痛いです。充電専用と割り切ったケーブルとして持つなら分かりますが、「普段はデータ通信にも使える」という触れ込みとは少しずれる気がします。
100W給電には対応しているので、自分のノートを充電するには十分です。ただ、充電専用のケーブルなら他にも選択肢はあるので、この製品を選ぶ理由は「公共USBでの安全性」と「1本で済ませられる」の2点に絞られます。
自分の使い方だと、公共USBを使う頻度が低い分、出番は限られそうです。逆に、新幹線の座席USBや、カフェの共用ポートをよく使う人には合うかもしれません。
出典
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000006106.000011495.html
出典: サンワサプライ株式会社