散らかりやすい充電ケーブルを、必要な時だけサッと手元へ。monograph堀口英剛氏の着想から生まれた『CIO ケルベロス』一般販売開始
巻き取り式のケーブルは、今まで何度か気にしてきたものの結局買わずにいました。充電器を2台持ち歩く日が増えてきて、ケーブルの絡まりがじわじわ面倒になってきたところです。CIOから、USB-Cケーブルに巻き取り機構を組み込んだ製品が一般販売されるとのことで、仕様を見てみました。
発表の内容
株式会社CIOが、巻き取り式のUSB-Cケーブル「CIO ケルベロス」を2026年9月18日から一般販売開始。monographの堀口英剛氏との協業で製品化されたもので、クラウドファンディングでの先行販売を経て、今回一般向けに展開されることになったようです。希望小売価格は発表されていませんでした。
スペック
公開されている仕様は以下の通りです。
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| ケーブル規格 | USB-C to USB-C |
| 最大出力 | 100W(5A対応) |
| 対応規格 | USB PD 3.1 |
| データ転送速度 | USB 2.0(480Mbps) |
| ケーブル長 | 最大1.2m(巻き取り時は約10cm) |
| 本体サイズ | 約61mm × 61mm × 17mm |
| 重量 | 約70g |
2台持ち歩く環境だと、どこが引っかかるか
自分の環境だと、充電器が2台になる日のケーブル収納には確かに効きそうです。ただ、いくつか気になる点があって、まだ判断がつきません。
まず、データ転送が USB 2.0 までというのは、自分の使い方だと問題ないです。外付けSSDをつなぐ予定はありますが、それは据え置きで使うつもりなので、持ち歩くケーブルは給電だけできれば足ります。むしろ、5A対応で100W出せるほうが重要で、ここは要件を満たしています。
引っかかっているのは巻き取り機構の寿命です。発表を読んでも、何回巻き取りに耐えられる設計なのかは書かれていませんでした。ケーブル部分が先に断線するのか、バネが先にヘタるのか、そのあたりが分からないと、8年使える前提では選びにくいです。
重さは約70gとのこと。ケーブル単体と比べれば当然重くなりますが、充電器2台ぶんのケーブルを2本持ち歩いている今と比べて、実質どのくらい変わるかは実物を持ってみないと判断できないところです。61mm四方というサイズ感も、カバンのどこに入れるかで評価が変わりそうです。
もう一つ、発表には「必要な時だけサッと手元へ」とありますが、巻き取りの動作がどのくらいスムーズなのか、片手で引き出せるのか、ロック機構があるのかといった細かい挙動が読み取れませんでした。ここは触ってみないと分からない部分だと思います。
自分の場合、外部モニタから給電できるデスク環境では出番がなく、持ち歩き専用になります。そう考えると、普通のケーブルをケースに入れて持ち運ぶ方法と、どのくらい差が出るかが判断の分かれ目になりそうです。耐久性の情報が出てくれば、もう少し検討しやすくなると思います。
出典
株式会社CIO プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000694.000043212.html
出典: 株式会社CIO