発火しにくい×長寿命!電気自動車にも採用されている“リン酸鉄リチウムイオン電池”を搭載した安全性重視のモバイルバッテリー3モデルを新発売
モバイルバッテリーの発火事故が時々ニュースになるたびに、カバンの中に入れて持ち歩いているのが少し不安になることがあります。エレコムが、電気自動車にも使われているリン酸鉄リチウムイオン電池を搭載したモバイルバッテリーを出すとのこと。安全性を前面に出した製品です。
発表の内容
エレコムが、リン酸鉄リチウムイオン電池を搭載したモバイルバッテリー3モデル9アイテムを10月中旬から発売します。通常のリチウムイオン電池と比べて発火しにくく、充放電サイクルが長い電池を採用したことが特徴です。
希望小売価格は発表時点で以下のとおりです。
- 10000mAh(USB-A×2 / USB-C×1):オープン価格
- 20000mAh(USB-A×2 / USB-C×1):オープン価格
- 30000mAh(USB-A×2 / USB-C×2):オープン価格
各モデルにブラック、ホワイト、ベージュの3色が用意されています。
スペック
| 項目 | 10000mAh | 20000mAh | 30000mAh |
|---|---|---|---|
| 容量 | 10000mAh | 20000mAh | 30000mAh |
| 出力ポート | USB-A×2、USB-C×1 | USB-A×2、USB-C×1 | USB-A×2、USB-C×2 |
| USB-C 最大出力 | 20W | 20W | 20W |
| USB-A 最大出力 | 18W | 18W | 18W |
| 入力 | USB-C | USB-C | USB-C |
| バッテリー | リン酸鉄リチウムイオン | リン酸鉄リチウムイオン | リン酸鉄リチウムイオン |
| 充放電サイクル | 約3000回 | 約3000回 | 約3000回 |
| カラー | ブラック、ホワイト、ベージュ | ブラック、ホワイト、ベージュ | ブラック、ホワイト、ベージュ |
従来品との違い
エレコムによると、リン酸鉄リチウムイオン電池は通常のリチウムイオン電池と比べて以下の点で優れているとのことです。
- 発火リスク:熱暴走が起きにくい構造
- 充放電サイクル:通常品の約500回に対して、約3000回
- 用途:電気自動車や産業用蓄電池にも採用されている
ただし、同じ容量でサイズや重量がどうなるかは、プレスリリースには記載されていませんでした。
自分の環境だとどうか
正直なところ、自分の使い方だとこのモバイルバッテリーは出番がなさそうです。
理由は出力が足りないから。USB-C が最大20Wなので、自分が使っている14インチノート(100W給電)の充電には使えません。MacBook Air のほうも給電しながら作業するには心もとない出力です。スマートフォンやタブレット向けの製品だと思います。
安全性を重視している点は評価できます。実際、カバンに入れたまま電車に乗ったり、夏場の車内に置いたりすることもあるので、発火リスクが低いのは安心材料です。充放電サイクルが3000回というのも、長く使う前提なら効いてくる数字だと思います。
ただ、自分が求めているのはノートPCを外出先で充電できるモバイルバッテリーで、それだと最低でもUSB-Cで65W、できれば100W出せるものが要ります。この製品は20Wなので、用途が合いません。
あと、複数ポート使用時の分配がどうなるかも発表からは読み取れませんでした。USB-CとUSB-Aを同時に挿したとき、それぞれ何W出るのか。ここは自分がいつも気にしているところですが、今回は情報がないので判断できないままです。
リン酸鉄リチウムイオン電池を採用した高出力モデルが出てくれば、そのときは検討したいと思います。今のところはスマートフォンやタブレットをメインで使う人向けの製品という印象です。
出典
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001564.000026881.html
出典: エレコム株式会社